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国体・強化選手化事業

国体・強化選手化事業

第67回国民体育大会報告会並びに平成24年度選手強化コーチ研修会
 
日時  平成24年11月29日(木)10時00分から
場所  茨城県教育研修センター 大研修室
参加者 108名
 
≪第67回国民体育大会報告会>>
 
茨城県体育協会 小松ア 利夫 競技力向上委員長  

本大会で,関ブロ大会を昨年より多い人数で通過したにもかかわらず思うように点数が伸びなかったのは,組合せにもよるが,高得点を出している競技が他県より少ないことがあげられる。茨城も5〜7競技高得点(50点以上)が獲得できるよう頑張っていただきたい。  

平成31年国体に向けた準備として次の4つの施策が必要である。@ジュニア選手の発掘・育成・強化Aジュニアから成年までの一貫指導体制の構築並びに推進Bトップレベル選手の育成・強化C選手強化システムの構築等があげられる。事業としては,@選手強化に関わるもの A指導者に関わるもの B環境整備に関わるものがあげられる。具体的な対応を競技団体・中学・高校・クラブ・道場等と教育委員会・体育協会が連携を密にして,優先順位をもって早急に取り組んでほしい。
 
 
 
ライフル射撃競技 
   
取手第一高等学校 山田 昭雄 国体監督

少年に関しては,選手のほとんどが素人であり国体に出場することを目標に取り組んでいる。スポーツだけではなく,定期テストや小テスト前に個別指導を行い,学習面のフォローをしながら強化している。練習は一日2時間程度で月2回程度試合形式で行っている。今回の国体は,2週間にわたるコンデショニング調整が難しく,メンタル面で左右されることが多い中,選手はリラックスして大会に臨むことができた。7年後の国体に向けては,成年は大学生を中心に,少年はジュニア層の強化を積み上げて全国のトップを目指していきたい。
   
 
 
陸上競技
   
富士通株式会社 川ア真裕美 国体出場選手

国体には,大阪から岐阜まで14回出場し,6回の優勝を含め91点を獲得することができた。優勝できた理由は,どうしても茨城に8点(1位)という思いが強かったこと。経験(自分と出場選手の状況把握)と運が味方してくれたことがあげられる。安定した力を維持するために苦労していることは,@現状を知る(体調管理・コーチやトレーナーによる確認)A課題を洗い出すことBフォローと実践を心がけている。コンデショニング作りは,@通常期(栄養管理・体幹トレーニング・メンタルコントロール),A合宿期(通常できないことをチョイス)B試合期(いつもどおりにする)で分けて実践している。今後の目標は世界に通用する競歩界を作っていくこと。世界トップ選手の真似ではなく日本人スタイルを確立していきたい。
   
 

≪選手強化コーチ研修会の講演≫
演題「天皇杯30位台からのスタート」
新潟県体育協会 立川 克雄 前常務理事

体育協会での仕事は競技団体・事務局との信頼関係を築くために挨拶回りからスタートした。何度も足を運び激励することによって競技団体も理解して協力していただけるようになった。国体で8位以内に入るのは並大抵の努力だけでは達成できない。戦略として,成年は,スポーツ推進協議会を立ち上げ,企業に対して就職採用をお願いした。企業に強化費の補助を行い選抜チームを作って大会に臨んだ。また,ふるさと選手の活用も強化費を補助し積極的に実施した。少年は,スポーツ入試特別制度を活用し,指定校や連盟・クラブへの補助を行った。優秀選手の県外流失を防ぐために中高連絡協議会を立ち上げ,指定選手に対して活動費の補助も行った。勝つためには,@練習方法や鍛え方などの知識を取り入れ実行することA県のために一つとなって指導者同士が連携することが必要である。国体で優勝するためには,2年前に10位台に入ること,また,1点の重みを感じ取ることができるかがポイントである。

 
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