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スポーツ少年団育成

指導者研修会

平成19年度茨城県スポーツ少年団女性指導者フォーラム
 
平成20年1月13日(日),茨城県阿見町にある「阿見町本郷ふれあいセンター」で,平成19年度茨城県スポーツ少年団女性指導者フォーラムが開催されました。今年度は行事と重なる地区が多く,参加人数は30名ほどと少ない人数でしたが,ゲームを取り入れた講演や,活発な意見交換がなされるなど,少人数だからこそできる形態で熱心に研修に励みました。
 
 
 
開会式には,地元阿見町スポーツ少年団遠藤 守本部長にご挨拶をいただきました。
県スポーツ少年団指導者協議会運営委員や女性指導者運営員の方々により,フォーラムの運営がスムーズに行われました。
 

 
 女性指導者のすばらしさ!

 ●・誠実 ・とことんやり抜く ・妥協しない
 ●・細かいところに気が付く ・度胸がある
 ●・アイディア,工夫が抜群 ・正義感
 ●・燃えている ・安心して任せられる
午前中,大越福枝先生にご講演いただきました。「女性指導者に望むもの」という演題で,教師としての経験を交えながら,女性指導者の良いところ,必要性を楽しくわかりやすいお話をしていただきました。
 
大越先生は講話だけでなく,参加者と一緒に体を使って,ゲーム形式のトレーニング法を実践していただきました。身近にある新聞紙を利用して楽しむことができる,遊び感覚の内容に,参加した指導者の皆さんは,興味を示しただけでなく,自分たちも考えながら活動していました。

 
 新聞紙を使ったゲーム

 ●新聞文字競争
 ●新聞の長い道,橋
 ●乗り物遊び,新聞くぐり
 ●まとあて(写真左上)
 ●新聞野球(写真左)
 ●風をきって走ろう
 

 
午後のグループディスカッションでは,5班に分かれ「単位スポーツ少年団活動の現状と課題」について,途切れることなく盛んに意見交換がなされました。
指導者と団員,指導者と育成母集団のあり方など,現状や課題が盛んに出され,中にはその解決策などにまで話し合いが発展する班もありました。

話し合いの主な内容

団員,指導者の確保について
団員,指導者,保護者相互の話し合い,コミュニケーションについて
最近の子どもに対する指導について
指導者の資質の向上について      など

「話し合いやコミュニケーションが大切ですね」
「指導者や団員の確保をどのようにしたらいいだろう?」
 
「活動の主役は子どもたち。心豊かな子どもになってほしいですね」
 

 
グループで話し合った内容を各班の座長が全体会で発表し,情報の共有をしました。

閉会式での,指導者協議会の仮屋茂委員長から,あいさつの冒頭で,「スポーツ少年団の理念を指導者が絶えず意識した指導が必要である」,と強調されました。また,指導者の置かれている現状と今後の指導者のあり方・考え方についての提言がなされ,本フォーラムのまとめとなりました。
 

 

※フォーラム終了後,アンケートに協力していただきました。


参加された方々の意見を集約いたしました。

・講演は一方的な講師の先生の話だけでなく,動きを取り入れた遊び感覚のトレーニング方法を実践できたので,楽しく参加できました。笑い声のある活動は大切です。
・子どもたちの考え,態度,接し方について考えることができました。(怒るより,ほめてのばす。)
・個々の個性を尊重し,生涯スポーツとして親しむことの大切さを考えました。
・いろいろなスポーツ少年団の方と話し合い,交流することができ,意見や考えを共有することができました。笑い話を交えながら意見の交換ができ,新しい発見ができたり,新しい活力もわきました。
・コミュニケーションの必要性を痛感しました。   など


ほかにもたくさんのご意見,ご感想をいただきました。ありがとうございました。

 
 
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